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まほろ駅前番外地 [本 ★★★☆]
★★★☆
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第135回直木賞受賞作『まほろ駅前多田便利軒』での愉快な奴らが帰ってきた。多田
・行天の物語とともに、星、曽根田のばあちゃん、由良、岡老人の細君が主人公となる
スピンアウトストーリーを収録。
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三浦しをんさんは、直木賞作「まほろ駅前多田便利軒」以来、新刊を中心に読み続け
ています。ジェネレーションギャップなのか、楽しく読めても心に響く作品には巡り合え
ていないようですが、三浦さんの文章は読んでいて心地良く楽しいのがいいです。
どうしても馴染めず読むのを止めた伊坂幸太郎氏との違いは、この文章との相性かな
と思えるのですが・・。さて本作は、2年半前に読んだ「まほろ駅前多田便利軒」のスピン
アウトストーリー。しかし、前作の記憶がもう殆ど無く、こんな登場人物が確かに居た
なと思い出したり、こんなの居たっけ?と記憶を手繰りながらの読書になりました。
まだまだ続きそうな展開で終わったので、「まほろ駅前多田便利軒」を読んだ時ほど、
行天にアレルギー反応を感じることなく楽しめたのは収穫でした。多田の恋の行方が
気になります(^-^)
三浦しをん 既読作品
◆まほろ駅前多田便利軒◆風が強く吹いている◆仏果を得ず◆神去なあなあ日常◆
◆星間商事株式会社社史編纂室◆
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第135回直木賞受賞作『まほろ駅前多田便利軒』での愉快な奴らが帰ってきた。多田
・行天の物語とともに、星、曽根田のばあちゃん、由良、岡老人の細君が主人公となる
スピンアウトストーリーを収録。
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三浦しをんさんは、直木賞作「まほろ駅前多田便利軒」以来、新刊を中心に読み続け
ています。ジェネレーションギャップなのか、楽しく読めても心に響く作品には巡り合え
ていないようですが、三浦さんの文章は読んでいて心地良く楽しいのがいいです。
どうしても馴染めず読むのを止めた伊坂幸太郎氏との違いは、この文章との相性かな
と思えるのですが・・。さて本作は、2年半前に読んだ「まほろ駅前多田便利軒」のスピン
アウトストーリー。しかし、前作の記憶がもう殆ど無く、こんな登場人物が確かに居た
なと思い出したり、こんなの居たっけ?と記憶を手繰りながらの読書になりました。
まだまだ続きそうな展開で終わったので、「まほろ駅前多田便利軒」を読んだ時ほど、
行天にアレルギー反応を感じることなく楽しめたのは収穫でした。多田の恋の行方が
気になります(^-^)
三浦しをん 既読作品
◆まほろ駅前多田便利軒◆風が強く吹いている◆仏果を得ず◆神去なあなあ日常◆
◆星間商事株式会社社史編纂室◆
アバター [映画 ★★★★★]
★★★★★ 監督・製作・脚本:ジェームズ・キャメロン--------------------------------------------------------------------
下半身不随になり、車いす生活を送るジェイク(サム・ワーシントン)は、衛星パンドラに
やって来る。彼は人間とナヴィ族のハイブリッドであるアバターに変化を遂げ、不自由
な体で単身惑星の奥深くに分け入って行く。慣れない土地で野犬に似たクリーチャーに
襲われていた彼は、ナヴィ族の王女(ゾーイ・サルダナ)に助けられる。
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3D初体験、そして今年初めての映画鑑賞です。昨年前半までは土曜毎に映画館通い
をしていましたが、後半になって何かと用事が重なり、映画を観ない期間が暫く続いたら
何か憑き物が取れたように映画熱が冷めて、今では評判作のみ観ている体たらくです。
「アバター」も当初は直ぐ観に行く予定だったのですが、ズルズル見送っていました。
しかし、最近になって歴代興行収入更新や3D元年のニュースを聞き、これは観て
おかなくては映画は語れないと思い、慌てて金曜日の夜の部を観に行った次第です。
内容は「マトリックス」と「エラゴン 遺志を継ぐ者」を混ぜたような作品で目新しくは
無かったけれど、とにかく映像が凄くて度肝を抜かれました。手の届きそうなところ
に物が見えたり、高いところから下を見下ろすシーンでは、自分がその場に立って
いると錯覚してしまい、き〇〇まが縮み上がってしまいました(笑)
メガネの上に重ねて3Dメガネは見難くかったで、別売(¥300)のクリップオン式
3Dメガネを購入して観ましたが、その価値は充分あったと思いました。
◆エラゴン 遺志を継ぐ者◆
田村はまだか [本 ★★★☆]
★★★☆
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深夜のバー。小学校クラス会の三次会。四十歳になる男女五人が友を待つ。大雪で列車
が遅れ、クラス会に間に合わなかった「田村」を待つ。待ちながら各人の脳裏に浮かぶ
のは、過去に触れ合った印象深き人物たち。今の自分がこうなったのは、誰の影響なの
だろう―。それにつけても田村はまだか?来いよ、田村。人生にあきらめを覚え始めた
世代のある一夜を、軽快な文体で描きながらも、ラストには怒涛の感動が待ち受ける。
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図書館で借りること3回、その都度、他の作品を優先して読んでいたり用事が重なった
りして未読のまま返却していました。正月休みなら読めるだろうと借りたものの、結局
読めずに再度借り直し、ようやく「田村はまだ読めないのか」状態を解消しました。
荒天でクラス会に遅れた「田村」を、三次会のスナックで待ちわびる5人の男女の様子
と彼らが語る「孤高の小学六年生」田村久志と中村理香の思い出話しの第1章は、この
ままでも短編として完成された秀作で素晴らしかったです。
以後、各自のエピソードが語り継がれ、最終章に田村が遂に登場するのですが、田村の
遅れた理由が、少女小説の悲劇の定番「白血病」と変わらず、チョッと白けました。
もっと笑えるような抜き差しならない用件が突発して田村を足止めし、最後にスナック
のドアを恥ずかしそうにそっと開け顔を出す、そんな展開なら最高だったと思いました。
朝倉かすみ 既読作品
◆玩具の言い分◆
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深夜のバー。小学校クラス会の三次会。四十歳になる男女五人が友を待つ。大雪で列車
が遅れ、クラス会に間に合わなかった「田村」を待つ。待ちながら各人の脳裏に浮かぶ
のは、過去に触れ合った印象深き人物たち。今の自分がこうなったのは、誰の影響なの
だろう―。それにつけても田村はまだか?来いよ、田村。人生にあきらめを覚え始めた
世代のある一夜を、軽快な文体で描きながらも、ラストには怒涛の感動が待ち受ける。
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図書館で借りること3回、その都度、他の作品を優先して読んでいたり用事が重なった
りして未読のまま返却していました。正月休みなら読めるだろうと借りたものの、結局
読めずに再度借り直し、ようやく「田村はまだ読めないのか」状態を解消しました。
荒天でクラス会に遅れた「田村」を、三次会のスナックで待ちわびる5人の男女の様子
と彼らが語る「孤高の小学六年生」田村久志と中村理香の思い出話しの第1章は、この
ままでも短編として完成された秀作で素晴らしかったです。
以後、各自のエピソードが語り継がれ、最終章に田村が遂に登場するのですが、田村の
遅れた理由が、少女小説の悲劇の定番「白血病」と変わらず、チョッと白けました。
もっと笑えるような抜き差しならない用件が突発して田村を足止めし、最後にスナック
のドアを恥ずかしそうにそっと開け顔を出す、そんな展開なら最高だったと思いました。
朝倉かすみ 既読作品
◆玩具の言い分◆
ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 [本 ★★★★☆]
★★★★☆
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30歳という岐路の年齢に立つかつて幼馴染だった二人の女性。都会でフリーライター
として活躍しながら幸せな結婚生活をも手に入れたみずほと、地元企業で契約社員とし
て勤め、両親と暮らす未婚のOLチエミ。少しずつ隔たってきた互いの人生が、重なる
ことはもうないと思っていた。あの“殺人事件”が起こるまでは…。
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初めて読む作家さんです。男性と思いツジムラ・シンゲツと読んでいましたが、ミヅキ
と読み、物語の主人公・みずほとチエミと同年代の29歳の女性作家さんでした。
読むきっかけは、図書室新刊コーナーで予約なしで借りられたこと、何のことだろうと
思わせる不可解なタイトルへの疑問、そして直木賞候補作と知ったからでした。
期待いっぱい読んだ訳ではなかったとは云え、想像をはるかに上回る面白いさでした。
序盤は、薄いベールを一枚一枚剥ぐような遅々とした展開に、このままで盛り上がりも
無いままで終わってしまうのかと不安になりましたが、とんだ思い違いでした。
チエミの失踪の真相とタイトルの意味を知った時、どんっ!と来る激震ではありません
が、ずし~ん!と来る長波の感動に2度襲われることになり、そして静かな余波に浸り
ながら物語は終わりを迎えました。
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30歳という岐路の年齢に立つかつて幼馴染だった二人の女性。都会でフリーライター
として活躍しながら幸せな結婚生活をも手に入れたみずほと、地元企業で契約社員とし
て勤め、両親と暮らす未婚のOLチエミ。少しずつ隔たってきた互いの人生が、重なる
ことはもうないと思っていた。あの“殺人事件”が起こるまでは…。
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初めて読む作家さんです。男性と思いツジムラ・シンゲツと読んでいましたが、ミヅキ
と読み、物語の主人公・みずほとチエミと同年代の29歳の女性作家さんでした。
読むきっかけは、図書室新刊コーナーで予約なしで借りられたこと、何のことだろうと
思わせる不可解なタイトルへの疑問、そして直木賞候補作と知ったからでした。
期待いっぱい読んだ訳ではなかったとは云え、想像をはるかに上回る面白いさでした。
序盤は、薄いベールを一枚一枚剥ぐような遅々とした展開に、このままで盛り上がりも
無いままで終わってしまうのかと不安になりましたが、とんだ思い違いでした。
チエミの失踪の真相とタイトルの意味を知った時、どんっ!と来る激震ではありません
が、ずし~ん!と来る長波の感動に2度襲われることになり、そして静かな余波に浸り
ながら物語は終わりを迎えました。
星間商事株式会社社史編纂室 [本 ★★★]
★★★
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川田幸代。29歳。独身。腐女子(自称したことはない)。社史編纂室勤務。彼氏あり
(たぶん)。仕事をきっちり定時内にこなし、趣味のサークル活動に邁進する日々を送
っていた彼女は、ある日、気づいてしまった。この会社の過去には、なにか大きな秘密
がある!……気づいてしまったんだからしょうがない。走り出してしまったオタク魂は
止まらない。この秘密、暴かずにはおくものか。社史編纂室の不思議な面々、高校時代
からのサークル仲間、そして彼氏との関係など、すべてが絡まり合って、怒濤の物語が
進行する。涙と笑いの、著者渾身のエンターテインメント小説。幸代作の小説内小説も、
楽しめます!
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三浦しをんさんは、いったい幾つの執筆を抱えているのかと、要らぬ心配をしてしまう
ほど新刊の刊行ペースが早く、この後も直ぐ「まほろ駅前番外地」を読む予定です。
星間商事の社史編纂中に見つかった社の謎、1950年代後半{高度経済成長期の穴」
謎を暴こうとする編纂室のメンバーは、同人誌オタクの川田幸代、姿を見たことのない
幽霊部長、サボってばかりの本間課長、そしてヤリチンこと矢田信平にみっこちゃんの
風変わりな窓際室員たち。
ミステリー仕立てで進められる謎解きとかくれオタクの幸代が心血を注ぐ同人誌活動が
コラボしたとき、窓際室員たちの隠れた爪が現れて・・・・と云うのはは大袈裟だけど幸代
やみっこちゃんの恋の行方も絡めた盛りだくさんな内容で気楽に楽しく読めました。
三浦しをん 既読作品
◆まほろ駅前多田便利軒◆風が強く吹いている◆仏果を得ず◆神去なあなあ日常◆
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川田幸代。29歳。独身。腐女子(自称したことはない)。社史編纂室勤務。彼氏あり
(たぶん)。仕事をきっちり定時内にこなし、趣味のサークル活動に邁進する日々を送
っていた彼女は、ある日、気づいてしまった。この会社の過去には、なにか大きな秘密
がある!……気づいてしまったんだからしょうがない。走り出してしまったオタク魂は
止まらない。この秘密、暴かずにはおくものか。社史編纂室の不思議な面々、高校時代
からのサークル仲間、そして彼氏との関係など、すべてが絡まり合って、怒濤の物語が
進行する。涙と笑いの、著者渾身のエンターテインメント小説。幸代作の小説内小説も、
楽しめます!
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三浦しをんさんは、いったい幾つの執筆を抱えているのかと、要らぬ心配をしてしまう
ほど新刊の刊行ペースが早く、この後も直ぐ「まほろ駅前番外地」を読む予定です。
星間商事の社史編纂中に見つかった社の謎、1950年代後半{高度経済成長期の穴」
謎を暴こうとする編纂室のメンバーは、同人誌オタクの川田幸代、姿を見たことのない
幽霊部長、サボってばかりの本間課長、そしてヤリチンこと矢田信平にみっこちゃんの
風変わりな窓際室員たち。
ミステリー仕立てで進められる謎解きとかくれオタクの幸代が心血を注ぐ同人誌活動が
コラボしたとき、窓際室員たちの隠れた爪が現れて・・・・と云うのはは大袈裟だけど幸代
やみっこちゃんの恋の行方も絡めた盛りだくさんな内容で気楽に楽しく読めました。
三浦しをん 既読作品
◆まほろ駅前多田便利軒◆風が強く吹いている◆仏果を得ず◆神去なあなあ日常◆
黒笑小説 [本 ★★★☆]
★★★☆
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作家の寒川は、文学賞の選考結果を編集者と待っていた。「賞をもらうために小説を
書いているわけじゃない」と格好をつけながら、内心は賞が欲しくて欲しくてたまらない。
一方、編集者は「受賞を信じている」と熱弁しながら、心の中で無理だなとつぶやく。
そして遂に電話が鳴って―。文学賞をめぐる人間模様を皮肉たっぷりに描いた「もう
ひとつの助走」をはじめ、黒い笑いに満ちた傑作が満載の短編集。
◆もうひとつの助走◆線香花火◆過去の人◆選考会◆巨乳妄想症候群◆インポグラ◆
◆みえすぎ◆モテモテ・スプレー◆シンデレラ白夜行◆ストーカー入門◆臨界家族◆
◆笑わない男◆奇跡の一枚◆
--------------------------------------------------------------------
今や当代随一の人気作家の東野圭吾氏。しかし何故か直木賞への道は険しいものが
ありました。「もうひとつの助走」は、5回ものノミネート後に受賞した経歴を持つ東野氏
以外には絶対書けないものなので、この短編だけでも読む価値があると思いました。
続けて3編が小説家と出版界を題材にした話しを皮肉たっぷりに茶化した内容で興味
深く面白かったです。「ストーカー入門」も女性の心理を巧みに衝いた話で秀一でした。
東野圭吾 既読作品
◆手紙◆白夜行◆秘密◆嘘をもうひとつだけ◆分身◆名探偵の掟◆予知夢◆さまよう刃◆
◆トキオ◆ゲームの名は誘拐◆幻夜◆殺人の門◆容疑者Xの献身◆同級生◆放課後◆
◆変身◆赤い指◆使命と魂のリミット◆夜明けの街で◆どちらかが彼女を殺した◆悪意◆
◆ダイイング・アイ◆流星の絆◆探偵ガリレオ◆ガリレオの苦悩◆聖女の救済◆
◆パラドックス13◆新参者◆
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作家の寒川は、文学賞の選考結果を編集者と待っていた。「賞をもらうために小説を
書いているわけじゃない」と格好をつけながら、内心は賞が欲しくて欲しくてたまらない。
一方、編集者は「受賞を信じている」と熱弁しながら、心の中で無理だなとつぶやく。
そして遂に電話が鳴って―。文学賞をめぐる人間模様を皮肉たっぷりに描いた「もう
ひとつの助走」をはじめ、黒い笑いに満ちた傑作が満載の短編集。
◆もうひとつの助走◆線香花火◆過去の人◆選考会◆巨乳妄想症候群◆インポグラ◆
◆みえすぎ◆モテモテ・スプレー◆シンデレラ白夜行◆ストーカー入門◆臨界家族◆
◆笑わない男◆奇跡の一枚◆
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今や当代随一の人気作家の東野圭吾氏。しかし何故か直木賞への道は険しいものが
ありました。「もうひとつの助走」は、5回ものノミネート後に受賞した経歴を持つ東野氏
以外には絶対書けないものなので、この短編だけでも読む価値があると思いました。
続けて3編が小説家と出版界を題材にした話しを皮肉たっぷりに茶化した内容で興味
深く面白かったです。「ストーカー入門」も女性の心理を巧みに衝いた話で秀一でした。
東野圭吾 既読作品
◆手紙◆白夜行◆秘密◆嘘をもうひとつだけ◆分身◆名探偵の掟◆予知夢◆さまよう刃◆
◆トキオ◆ゲームの名は誘拐◆幻夜◆殺人の門◆容疑者Xの献身◆同級生◆放課後◆
◆変身◆赤い指◆使命と魂のリミット◆夜明けの街で◆どちらかが彼女を殺した◆悪意◆
◆ダイイング・アイ◆流星の絆◆探偵ガリレオ◆ガリレオの苦悩◆聖女の救済◆
◆パラドックス13◆新参者◆
ニサッタ、ニサッタ [本 ★★★★]
★★★★
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最初の会社を勢いで辞め、二番目の会社が突然倒産し、派遣先をたて続けにしくじった
ときでも、住む場所さえなくすことになるなんて、思ってもみなかった。ネットカフェで夜を
過ごすいま、日雇いの賃金では、敷金・礼金の三十万円が、どうしても貯められない。
失敗を許さない現代社会でいったん失った「明日」をもう一度取り返すまでの物語。
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「ニサッタ」はアイヌ語で「明日」のこと。北海道斜里出身の片貝耕平。ホームレス
寸前にまで堕ちこぼれ、遂に9年間の東京生活に挫折し、故郷に帰って再起を期すが、
そこでもまた自分の甘えから浮上が阻まれる、そんな青春サバイバルストーリー。
年末年始の年越し派遣村のニュースを見ていると、一旦転がり堕ちたら再び這い上がる
ことの難しさがしみじみ伝わってきますが、この主人公は寸前のところで何とか沈没を
免れ、水面ギリギリを浮き沈みするところが、読んでいて歯痒くもあり希望が持てました。
竹田杏菜が何時も口ずさんでいる、夏川りみの「花になる」が気になり、聴いたことが
なかったのでYouTubeで検索してみました。いかにも杏菜が歌っていそうなゆったり
した曲で物語のイメージにピッタリでした。
乃南アサ 既読作品
◆悪魔の羽根◆幸せになりたい◆あなた◆未練◆凍える牙◆軀◆不発弾◆
◆6月19日の花嫁◆夜離れ(よがれ)◆ボクの町◆窓◆鎖◆家族趣味◆涙◆
◆ピリオド◆火のみち(上)(下)◆風の墓碑銘◆いつか陽のあたる場所で◆
◆晩鐘(上)(下)◆風紋(上)(下)◆パラダイス・サーティー(上)(下)◆
◆花散る頃の殺人◆嗤う闇◆
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最初の会社を勢いで辞め、二番目の会社が突然倒産し、派遣先をたて続けにしくじった
ときでも、住む場所さえなくすことになるなんて、思ってもみなかった。ネットカフェで夜を
過ごすいま、日雇いの賃金では、敷金・礼金の三十万円が、どうしても貯められない。
失敗を許さない現代社会でいったん失った「明日」をもう一度取り返すまでの物語。
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「ニサッタ」はアイヌ語で「明日」のこと。北海道斜里出身の片貝耕平。ホームレス
寸前にまで堕ちこぼれ、遂に9年間の東京生活に挫折し、故郷に帰って再起を期すが、
そこでもまた自分の甘えから浮上が阻まれる、そんな青春サバイバルストーリー。
年末年始の年越し派遣村のニュースを見ていると、一旦転がり堕ちたら再び這い上がる
ことの難しさがしみじみ伝わってきますが、この主人公は寸前のところで何とか沈没を
免れ、水面ギリギリを浮き沈みするところが、読んでいて歯痒くもあり希望が持てました。
竹田杏菜が何時も口ずさんでいる、夏川りみの「花になる」が気になり、聴いたことが
なかったのでYouTubeで検索してみました。いかにも杏菜が歌っていそうなゆったり
した曲で物語のイメージにピッタリでした。
乃南アサ 既読作品
◆悪魔の羽根◆幸せになりたい◆あなた◆未練◆凍える牙◆軀◆不発弾◆
◆6月19日の花嫁◆夜離れ(よがれ)◆ボクの町◆窓◆鎖◆家族趣味◆涙◆
◆ピリオド◆火のみち(上)(下)◆風の墓碑銘◆いつか陽のあたる場所で◆
◆晩鐘(上)(下)◆風紋(上)(下)◆パラダイス・サーティー(上)(下)◆
◆花散る頃の殺人◆嗤う闇◆
マイケル・ジャクソン THIS IS IT [映画 ★★★★]
★★★★ 監督:ケニー・オルテガ--------------------------------------------------------------------
2009年6月25日、1ヵ月後に迫ったロンドンコンサートを控え急逝したマイケル
・ジャクソンが、死の数日前まで行なっていた「THIS IS IT」の何百時間にも及ぶ
コンサート・リハーサルの模様を収録したドキュメンタリー映画。
--------------------------------------------------------------------
マイケル・ジャクソンに特別な想い入れはありませんが、映画が公開されてからの芸能
ニュースやワイドショーの取り上げ方をみていると、これは後々まで語り継がれていく
映画になるような気がして、最低限見ておかなくてはならない必須作品に思えました。
公開当初は短期間上映だったり、一部劇場では通常鑑賞料金にプラス料金のプレミアム
席だけの鑑賞に反発を感じて、観るのを諦めていたのですが、さすがにアンコール上映
となると、割引も利く通常料金になり、滑り込みで昨年末ギリギリに観て来ました。
KING OF POP の名に恥じないエンターテイナーの歌とダンスを堪能させて頂きました。
殺気! [本 ★★★☆]
★★★☆
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大学生のましろは、12歳のとき、何者かに拉致、監禁された経験があった。無事に
保護されたが、犯人は不明のままだ。今、当時の記憶はない。というのも、ひどいPTSD
を抱えたため、催眠療法を受け、その出来事を頭に封じ込めてしまったからだった。
そのためか、ましろには特異な能力があった。防御本能が極端に強く、周囲の「殺気」を
敏感に感じ取ってしまうのだ。ましろの不思議な力に興味を持ったタウン誌記者の次美は、
彼女の過去を調べ始める。やがて、拉致・監禁の真相が明らかになるとき、新たに恐る
べき事件が…。【ページ数:403p】
--------------------------------------------------------------------
読み始めて直ぐに面白くなりそうな予感があり、つかみはOKだったけれど、その後、
中盤が思ったほどには盛り上がらず、予感は大きく外れてしまいました。
お笑いキャラまで登場してサスペンスと云うより青春ドラマの展開ですっかり中弛み、
終盤盛り返したものの、驚きの結末とまでは至らずあっさりと終わってしまいました。
雫井脩介 既読作品
◆栄光一途◆犯人に告ぐ◆火の粉◆クローズド・ノート◆ビター・ブラッド◆
◆犯罪小説家◆
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大学生のましろは、12歳のとき、何者かに拉致、監禁された経験があった。無事に
保護されたが、犯人は不明のままだ。今、当時の記憶はない。というのも、ひどいPTSD
を抱えたため、催眠療法を受け、その出来事を頭に封じ込めてしまったからだった。
そのためか、ましろには特異な能力があった。防御本能が極端に強く、周囲の「殺気」を
敏感に感じ取ってしまうのだ。ましろの不思議な力に興味を持ったタウン誌記者の次美は、
彼女の過去を調べ始める。やがて、拉致・監禁の真相が明らかになるとき、新たに恐る
べき事件が…。【ページ数:403p】
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読み始めて直ぐに面白くなりそうな予感があり、つかみはOKだったけれど、その後、
中盤が思ったほどには盛り上がらず、予感は大きく外れてしまいました。
お笑いキャラまで登場してサスペンスと云うより青春ドラマの展開ですっかり中弛み、
終盤盛り返したものの、驚きの結末とまでは至らずあっさりと終わってしまいました。
雫井脩介 既読作品
◆栄光一途◆犯人に告ぐ◆火の粉◆クローズド・ノート◆ビター・ブラッド◆
◆犯罪小説家◆
横道世之介 [本 ★★★★☆]
★★★★☆
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なんにもなかった。だけどなんだか楽しかった。懐かしい時間。愛しい人々。
吉田修一が描く、風薫る80年代青春群像。【ページ数:423p】
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「デパートへ行こう!」に続き、これも題名に引き付けられて図書館予約した一冊です。
世之介と聞いて井原西鶴を連想した人は、かなりの好きもの(笑)。私は残念ながらゴロ
が面白いと思っただけで「好色一代男」の主人公と同じ名前とは気付かなかったです。
毎日新聞に、2008年4月1日から2009年3月31日まで連載された新聞小説で、
80年代後半、大学進学のため長崎から上京した若者の一年間を綴った青春小説です。
大学で初めて出来た友人、サークル活動のあれこれ、アルバイトの経験など、ごくあり
ふれた学生生活が描いてあるだけなのに、何故こんなに愉快で面白いんだろうと不思議
でならないそんな物語です。
20年後の「今」に飛んでみたり80年代戻ってみたりと、作者も行きあったりばったりで
書いるのかなと疑いたくなったけれど、それも不思議な魅力になっていてよかったです。
吉田修一 既読作品
◆悪人◆
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なんにもなかった。だけどなんだか楽しかった。懐かしい時間。愛しい人々。
吉田修一が描く、風薫る80年代青春群像。【ページ数:423p】
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「デパートへ行こう!」に続き、これも題名に引き付けられて図書館予約した一冊です。
世之介と聞いて井原西鶴を連想した人は、かなりの好きもの(笑)。私は残念ながらゴロ
が面白いと思っただけで「好色一代男」の主人公と同じ名前とは気付かなかったです。
毎日新聞に、2008年4月1日から2009年3月31日まで連載された新聞小説で、
80年代後半、大学進学のため長崎から上京した若者の一年間を綴った青春小説です。
大学で初めて出来た友人、サークル活動のあれこれ、アルバイトの経験など、ごくあり
ふれた学生生活が描いてあるだけなのに、何故こんなに愉快で面白いんだろうと不思議
でならないそんな物語です。
20年後の「今」に飛んでみたり80年代戻ってみたりと、作者も行きあったりばったりで
書いるのかなと疑いたくなったけれど、それも不思議な魅力になっていてよかったです。
吉田修一 既読作品
◆悪人◆
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